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逆転あばれはっちゃく「わかるか?!」 [雑記]

さて、DVDBOXの封を開けて鑑賞スタート。cap054.jpgcap052.jpgcap053.jpg 

 見ていたのが小学校低学年でまったく記憶が

なく、あばれはっちゃくの存在を知らない人には、

以降は、つまらないと思いますので、知ってる方は

どうぞお付き合いください。

 小学校低学年の時に見たと言っても、ほぼゼロ

からなので、余計な先入観を持たなくていいの

ですが、今回はこれまで世田谷区の比較的、

中心から西側だったのが今回は舞台が世田谷から

大田区に移り(時折、歴代はっちゃくで使われた

世田谷区もある)、沿線が田園都市、京王、世田谷線

から池上線にかわり、デハ3000や、7500の

歌舞伎塗装ではないダイヤモンドカット3両の7200

が走り、逆立ち、ブリッジから閃きシーンが変わるなど、

解説書にある「マンネリ打破」のコンセプトの変化が

顕著に見えます。

 

 現在21話まで見進めてゆくと、私の評価は「逆転」

して行き、どうしてこれが当時理解されなかったのか、

5代目が何もかもガラッと変えてしまって、時代が

経ってから、違和感を違和感と思わなくなりそういう

今となっては、なんで印象に残らなかったんだろう?

で、前回も言ったように、5代目のはっちゃくの実年齢

で1つ下の私には、等身大というか、そういう風に

見えていたはずですが、そういう記憶がなく、

はっちゃくに興味がなくなってゆき、すぐに全員集合も

終って加トケンになるなど(ひょうきん族は興味が

なかった)、次第にテレビから黄金時代を築いたものが

どんどんと去って行ったのが記憶に強く残っています。

 番組を見進めて行って感じたことは、当初の目論見

は外れて、7話で最後に、明日もあばれるぞ!「ヤー」の

ジャンプが復活するも、そのあとはやったりやらなかったり、

8話でランドセル投げが復活したり、マンネリ打破の

挫折の修正が見られ、今見ると、その時代の

ウーパールーパ、エリマキトカゲ、チェッカーズ、

ブッチャー、βテープをVHSデッキで再生するアダプタが

出てきたり、その時代のものをよく入れて、それを迎合

したと取るかは時代が判断することなので、

コメントは控えます。

 

 番組の方針がぶれて人気取りで、いじりだして

NHKの中学生日記が、中学生に見られなくなって

しまい、ジャニーズJr.の風間俊介を先生にしたリ

して失敗して昨年で終了したことを考えれば、やはり

5代目はいろんなことをしてしまったために、安定感が

なくなった。のが理由なんでしょうね。 

 今のテレビはつまらないのは、もしかしたらこの

1980年代から始まり、90年バブル以後、不景気で

番組の企画の予算も削られ、2000年以降は、

ギャラの安い芸人や亡国の番組を買って垂れ流す、

旅番組には芸能人ではなくレポーターが、

本来映像には出てこないはずのプロディーサーや

ディレクターが行くなど、「相棒」みたいに、安定して

見れる番組を作る能力を自ら潰してしまったから。

と思います。

 もう今は予算的にも、スタントの技術などを含めて

全員集合や、あばれはっちゃく、西部警察のような

いい番組を作ることはできないでしょう。

 今のテレビには期待できない分、昔の番組を

振り返るしかないのかな。とそう思います。

 最終話とスペシャルまで見終わったらまた、

大きな喪失感に苛まれるですが、今日一日、

続けて見進めて行こうとと思います。


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