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微妙な話 [雑記]

あの大津市の教育長が襲撃されたという話が

あり、みなの気持ちを代弁した大学生が行動を

起こしたことはとても勇気があったことと思います。

「教育長は殴られて当然だ」 大津市教委に襲撃支持の意見殺到

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-143204/1.htm

 

 あれくらいしてやらなければ、「あくまでも自殺は

いじめられた中学生の家のせい。」で押し通そう

としただろうし、オリンピックと甲子園、竹島などで

世間の眼がそれてほっとしていただろう所、

たぶん襲われたのは気を抜いていたのでしょう。

 

 昨日の遺留捜査というドラマで、家族が犯罪

被害に遭って亡くなった人のコミュニティで

探偵を使って、自分の妻を殺した少年は

刑期を終えて仕事をし始めており、それを

許せず、たまたまコミュニティで知り合った人

つてで手に入れた拳銃でその元少年を殺そうと

してそれを阻止しようとした刑事を射殺して

しまった時に、その役を演じた徳井優の

セリフ

「殺された人は帰ってこないのに、殺した人間は

刑期を終えたらそのまま生きてるなんて」

というのと同じで、大津市は大きくことがばれて

から市長が出てきて和解する姿勢を見せてますが、

市や警察も揉み消すつもりでいたし、教育委員会

の関係者は数代前の当該中学校の校長で、身内

をかばう気ありありで、いじめすぎるなよ。といった

教師は雲隠れして、教育長の言ってることを聞くと

反省どころか、開き直って、

全く自分たちは悪くないという趣旨しか聞こえて

こず、隠したのを後になってさがしたら出てきた。

とか、すべ批判されるオンパレードを繰り返し、

とにかくよく遺族が黙っているな。という風に

私は感じます。

 殺してしまうと口をつぐむから今回のような

半殺しでちゃんと回復してからすべて話して

貰わないといけないし、

「俺が襲われたのに、襲われて当然だ。と

言われるなんて、(大津市)俺たちはそれほど世間から

怒りを買ってるんだ。」

と認識するいい機会ではないでしょうか。

 しかし、気に入らなければ襲撃すればいい。

というのも考え物で、大学生の減刑嘆願

署名をする機会があったら私は喜んでしようと

思います。

 その前に自殺生徒の救急搬送をどうして

大津市は政令都市で、自分の市に大津市民病院

など大病院があるのに、いじめた生徒の警察OB

の祖父が勤めるという隣の病院(その後、情報が

誤報でそういうOBはいない、関係者ではないと

言われているが、真の情報だからこそ否定

していると取れる)になぜ搬送したのは、自殺

ではなく他殺(自殺の練習という教唆)隠ぺい

するためだったのではないかなど、オリンピック

などで世間の眼が薄れてそのまま有耶無耶

にしたら、今度はこれで済まないんだ。と思う

ところですが、アホ大津市教育委員会は

「今回のいじめ問題に対する批判は根強く、真摯に受け止めている。しかしインターネットで流されている誤情報を信じた人の電話やメールも多く、そういった批判には応えるのが難しい」

とまだ、「自らまいた種が違う方向に違う色に咲いた

ことまで知らないよ。」

というようなことを言ってるのは

バカさ加減にあきれます。

 感情だけで言ったら、大学生はよくやった。

 あれくらいやれば、大津市の職員皆、

こうなったら、ちゃんとしないとこれは大変なこと

になるな。ちゃんとしないと。となるでしょうが、

法治国家である以上、仇討もできず、やられた

教育長にも人権があって、尖閣諸島に不法上陸

した中国人たちは、さっさと釈放してのに今回

襲撃した大学生はちゃんと逮捕して釈放の気配

は当然なくて、そういう怒りを緩和させるために

被害者の裁判への参加、遺影持込みなどが

できるようになっても、刑法があるから大学生

が法律にのっとって裁かれるのは当たり前で、

それをシステムからひっくり返すのはまた違う話

だし、教育長が今度、被害者面して出てきたら、

また誰かに襲撃してくれと言ってるようなものだと

思うし、言葉が難しいですが、法律というものが

たとえ、殺そうとしてる相手が自分の回りの人間

を殺した犯人でも被害者が殺したら被害者から

被告になるし、法律があるがためにこういう形で

問題をはらむというのは、果たしてそれが法律で

いいのか?とも感じます。


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