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古きを振り返る [雑記]

来ていただいた方の記事でパーカーのボールペンが出てきたので、
ちょっと振り返り。

 初めてパーカーのペンを手にしたのは、高1で親に連れられ、アメリカ
西海岸を周遊し、最後のホノルルの大通りのABCストアで、ステンレス
むき出しのボディにクリップが金色の矢でできていて、それが格好よさげで
「買ってもらって」
(その前、マウイで男女のストリップペンに、ずいぶん興奮したのも青いな...)
で、「パーカー?.....聞いたことないな。MADEINUSAだから、
アメリカのメーカーなんだ...」
がはじめてのパーカーでした。

 当時は成田エクスプレスが運行開始され、あまりの人気で
グリン者しか席が取れないとグリーン車のったり、その次は
立ち席専用で成田行って、京成スカイライナーも今やシティライナー
ですが新車、バブルは弾けたとはいえ、いい時でした。

品名はクラシック ステンレスフライターGT が$15(日本へは廃盤)
で、
 当時は、パパブッシュ政権で$1が¥130前後、計算すると
せいぜい¥2000が同じものを日本で探したら、定価が¥4000で、
輸入品だから来ると倍になるんだ。と知ったのも、いい勉強でした。

 それから、ニューヨークで¥100のデュオフォールド買えというのは
さすがに無理でしたが、当時クリントン政権で$1が¥10*だから、
ほぼ1万円。
 色がオレンジセンテニアルというもので、日本の定価が3万だから
倍以上でやはり高嶺の花。
 
それから社会人になって、18金トップのデュオフォールドやソネット、
インシグニアを立て続けに買ったのですが、どれもこれも不運で、胸ポケット
差してて、カバンに入っていた、胸ポケットに差してて、下向いても気が
付かなかった、ありえないほどの形ですべて紛失....
 矢のシンボルから、「目標に向かって突き進む」というように
願掛けでかなりお世話になったんですが、叶ったことと、全く
駄目だったこと両面で、デュオフォールド、ソネット、インシグニア、
クラシックは、どれも買って2年と持たずに願掛けのその代償で、
落とすとか、疲れて意識が飛んで気が付くと、
カバンに入っていたはずなのに...
とか、盗まれたのではなくなんらかで落として消えて行きました。
 で、今残っているのは今はベクター4本とIMだけで、ベクターの1本は
2000年ミレニアム仕様で、キャップが世界の各地の時差がわかる仕様に
なっていては厳重にしまってるんですが、1本はシステム手帳には
はさんで現役でそろそろ10年たちますがまだなくなってません。

 「お前はベクタークラスで十分」っていうことなのかな....?
 システム手帳の輪に手帳を下向きにしたりで落としたりもあり、
「どう見てもこれだけ摩擦してるから抜け落ちないだろう」
というものが見事に消えたときには、厄年以外に何か憑いてるんじゃないか
と相当悩みましたね。


 ネット見るとベクターは廃盤になったそうです。
 学校の研修旅行で西海岸(高1の時に行ったルートとほぼ一緒)でユナイテッド
航空乗ってユナイテッド仕様のボールペンと、時の政権で政府専用機を初導入
(千歳で見ました)した時に航空自衛隊が特注して、一部には配布したものだけ
を航空雑誌の通販で何とか取り寄せたもの。

 ユナイテッド航空のペンはもう20年は1度もキャップすら開けてないので
書けないかも...
 たぶん今はもう売ってもないでしょうし。
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 当時はB747-400がデビューして翼の先のウイングレット付が格好良くて、
そうじゃないジャンボは不恰好とおもっていたし、同様に「マリンジャンボ」の
400D型は残念で、MD-11にはブーメランのような変わったものが付き、
ANAではテクノジャンボ、堕ちる鶴丸航空はスカイクルーザーなんていってましたが、
B777の登場でとってかわり、今年はB787の登場と本当に10年一昔、
20年大昔。

 パーカーのモデルもヨーカドー系列で売り出してたリフレックスとか、
首下げ紐のついたモデルとか、そういうモデルもみな日本だけか、ラインナップ
から消えて、私がみんな持ち歩くとすべて失くすので、
「もう持ち歩くのをやめた。」

というのが現実。
 3万いくらもしたデュオフォールドが消えたときはショックだったし、
再び買ってもきっと外には出さないでしまっておくでしょうね。
 その日が早く来るように頑張りたいと思います。
 

タグ:PARKER
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